はりうすブログ (のすけのメモ)

湘南にある小さな会社 代表 ”のすけ”のブログです

中華で始める Arduino入門日記9 ブザーを鳴らす

こんにちは、のすけです。

中華で始める Arduino入門日記の9回目です。

この連載は、爆安の中華製のArduino互換機を入手し、色々と苦しみながらも安い互換機でArduinoを学習してしまおうというものです。 入手の話はこちらから。

hollywis.hatenablog.com

本題

中華で始める Arduino入門日記、前回は信号機を作りました。

hollywis.hatenablog.com

今回はついにLEDを卒業して、次なるデバイスである「ブザー」に挑戦です。

ブザーを確認する

こちらの丸っぽい黒いのがブザーです。

f:id:hollywis:20151204184505j:plain

中華キットにもちゃんと入っていました。 これまでの、Arduinoの動きにも特に問題ありませんし、中華キットいいですね!

利用しているキットに近いやつは⇩

ブザーの真ん中に小さな穴が開いています。おそらくここから音が出るのでしょう。

ちなみにブザーというは

The buzzer is one integrated electronic transducers, DC voltage supply, widely used in computers, printers, copiers, alarm, electronic toys, automotive electronic equipment, telephones, timers and other electronic products for sound devices.

DC(直流)電圧で動く、コンピュータ、プリンタ、複写機、アラーム、電子玩具などなど、様々な機器の音源装置としてつかわれているそうです。

なおブザーには2種類あって、裏が黒いのがアクティブブザー、基盤が出てるのがパッシブブザーらしい。高さも1mm違う。

f:id:hollywis:20151204191137j:plain

MULTIMETERで抵抗値を測ったらパッシブブザーが14.4Ω、アクティブブザーが23.3MΩでした。

ちなみに、表側に薄っすらと⊕ のマークがあり、極性があるようですので間違えないように通電したいですね。

接続してみる

Digitalピン13に直接つないでokとのことなので、ダイレクトに繋いでしまいます。 f:id:hollywis:20151204191232j:plain

繋ぎ方は

pin13 - ブザー - GND

プラス・マイナスを間違えないように気をつけましょう。

int buzzer=13;  //ブザーに使うピン
void setup()
{
  pinMode(buzzer,OUTPUT);  //デジタルピンを出力に設定
}
void loop()
{
  unsigned char i,j;
  while(1)
  {
    for(i=0;i<80;i++)
    {
      digitalWrite(buzzer,HIGH);  //鳴らす
      delay(1);
      digitalWrite(buzzer,LOW);
      delay(1);
    }
    for(i=0;i<100;i++)
    {
      digitalWrite(buzzer,HIGH);  //鳴らす
      delay(2);
      digitalWrite(buzzer,LOW);
      delay(2);
    }
  }
}

なぜかサンプルコードはpin7を使っていたので、プログラムの方をpin13を使うように 修正しました。

やってみる

すいません。うるさすぎて、録画できませんでした。

かなりうるさくて、驚きました。

ただ、

for(i=0;i<80;i++)
    {
      digitalWrite(buzzer,HIGH);  //鳴らす
      delay(1);
      digitalWrite(buzzer,LOW);
      delay(1);
    }

for(i=0;i<100;i++)
    {
      digitalWrite(buzzer,HIGH);  //鳴らす
      delay(2);
      digitalWrite(buzzer,LOW);
      delay(2);
    }

では音の高さが違う感じでした。間のdelayの違いだと思います。

また、アクティブブザーとパッシブブザーでも音が違いました。

音については是非、実際にやってみて確認してください。

ただし、かなり耳につく音ですので、周りに気をつけて鳴らしましょう!

次回は傾きセンサーを使います。チュートリアルの「Chapter8 Tilt switch」の部分です。