はりうすブログ (のすけのメモ)

湘南にある小さな会社 代表 ”のすけ”のブログです

人気の端末 Rasberry Pi2でLチカしてみる

こんにちは、のすけです。

Arduinoと人気を分ける多機能IoT端末 Rasberry Pi2を手に入れたので動かしてみました。

Rasberry Pi 2起動

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Rasberry Pi 2はLinuxベースのマシンですので、LinuxのOSで動かせます。

ただ専用のOSが用意されており、それがDebianをベースにした「Raspbian」です。大抵はこのOSを入れて動かすことが多いです。

起動画面もLinuxそのもの。

Rasberry Pi 2には、CPU,メモリ,GPU,SDカード(ストレージ),LAN,USB端子4つが付いており、ほぼPCと遜色ありません。 また、GPIO端子も付いているので電子工作も可能と最強の端末です。

ちなみに、僕の端末にはブラックを基調とした外装を施してあり、CPUとかにもヒートシンクをつけてあります。これで静電気対策や熱対策はバッチリ、ついでに見た目もカッコよさげです。

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なお、PCディスプレイとは画像上部のHDMI接続しています。HDMI端子が付いているなんで凄いですよね。

他にもUSB端子に無線LANモジュールやらマウス用のレシーバやらが刺さっています。USBで色々拡張できるのもRasberryPi2のいいところ。

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起動しました。こちらがデスクトップ画面。

ただのPCですね。

Lチカ回路の作成

起動したので、Lチカ回路を作ります。

適当に抵抗を噛ませて、GPIO端子からLEDと抵抗を通ってGNDに接続させます。

回路図はArduinoとかでやっているのと同じなので、そちらをご参照ください。

hollywis.hatenablog.com

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こんな感じで繋ぐ。

LEDを光らせる

では、光らせてみましょう。

簡単です。専用のファイルに0,1を書き込むだけのイメージです。

まずはコンソールを開いて次のように打ちます。

pi@raspberrypi ~ $ sudo echo 23 > /sys/class/gpio/export
pi@raspberrypi ~ $ ls /sys/class/gpio/
export gpio23 gpiochip0 unexport
pi@raspberrypi ~ $ sudo echo out > /sys/class/gpio/gpio23/direction
  • 1行目はGPIO端子の23番を使うよ!と宣言しています。

  • 2,3行目はgpioディレクトリ以下にgpio23のディレクトリができているのを確認しています。

  • 4行目はgpio23outつまり出力として使うよ!と設定しています。

準備ができたので、あとはgpio23の設定値をvalueに書き込んでやればOKです。

pi@raspberrypi ~ $ sudo echo 1 > /sys/class/gpio/gpio23/value
pi@raspberrypi ~ $ sudo echo 0 > /sys/class/gpio/gpio23/value
pi@raspberrypi ~ $ sudo echo 1 > /sys/class/gpio/gpio23/value
pi@raspberrypi ~ $ sudo echo 0 > /sys/class/gpio/gpio23/value

1でLEDがオン。0でLEDがオフです。

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すると、、、

光ったり。

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消えたり。

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できました。

あとは、冒頭で動画で紹介したように自動でチカチカさせるにはPythonとか適当な言語で 上記のコマンドを入力するようにしてやれば自動Lチカもできます。

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コツは0入力と1入力をする部分をループ化して、間に1秒程度の待ちを入れてあげることです。

なかなか便利なRasberry Pi2。今度はネット越しで制御させてみようかなぁ。