Macでは難なく入ったのですが、、、WindowsのWSLではちょっとてこずったので、現状行ける方法をメモしておきます
【前提】
あらかじめWSLのubuntuが入っているものとします。ない場合はMicrosoftStoreからインスト―ル
Ruby: 2.6.3
Rails: 6.0.2.2
Windows10のWSLを使っていきます
# VSCodeをインストール
VSCodeのリモートがとても便利なので入れていきます。
サイトに行ってダウンロードしてきます
Visual Studio Code – コード エディター | Microsoft Azure
Remote-WSLのプラグインをインストール
起動後に左下の緑の「><」マークからWSLへRemote接続します
接続できたら上のメニューのTerminalからNewTarminalします。
# 準備 これから使うライブラリを入れておきます
> sudo apt-get update > sudo apt-get install autoconf bison build-essential libssl-dev libyaml-dev libreadline6-dev zlib1g-dev libncurses5-dev libffi-dev libgdbm5 libgdbm-dev
# Node.js(最新安定版)のインストール(既に入っている人は不要)
Rails6からはwebpackを利用するためにNode.jsを利用するようになったため
Node.jsもあらかじめ入れておきす
まず普通にインストール
> sudo apt install -y nodejs npm
次にnで入れる
> sudo npm install n -g > sudo n stable
古いものを削除
> sudo apt purge -y nodejs npm > exec $SHELL -l
入ったか確認
> node -v
# Rubyのバージョン管理システムであるrbenvを入れる
> cd ~/ > git clone https://github.com/sstephenson/rbenv.git .rbenv > git clone https://github.com/sstephenson/ruby-build.git .rbenv/plugins/ruby-build > echo 'export PATH=~/.rbenv/bin:$PATH' >> ~/.bashrc > echo 'eval "$(rbenv init -)"' >> ~/.bashrc > source .bashrc
# ここからRuby(2.6.3)インストール
> rbenv install 2.6.3 > rbenv local 2.6.3 > ruby -v
使いたいバージョンをローカル登録
.ruby-versionという隠しファイルができます
(そのディレクトリ以下では指定したバージョンのrubyになります)
失敗する場合
aptからrbenvを入れていると古いので2.6系がありません。
git cloneで入れてても失敗している場合はrbenv initあたりが失敗してます。
# sqlite3のインストール(既に入っている人は不要)
> sudo apt install sqlite3 > sqlite3
コマンドリストが表示されればインストール完了
Rails環境を構築する上でsqlite3系の問題はかなり多くて
ネット上に多々解決法が出てますが
突破できず。結局、Ruby2.6.3だとエラーにならないのでオススメ。
# Railsのインストール
> gem install rails > rails -v
Rails 6.0.2.2
Railsの6.0.2.2がインストールされました。
次にbundlerを入れたいところですがRuby2.6からはbundlerがすでにRuby本体に
入っているためインストールは不要です。
# プロジェクトの作成
> rails new hello_rails
# yarnを入れましょうとでるので入れていきます
> sudo apt install yarn > cd hello_rails > yarn
もしyarnと入力して「ERROR: There are no scenarios; must have at least one.」みたいな
エラーを吐いたらyarnを入れなおします(aptのyarnが古いようです)
> sudo apt remove yarn
apt-getのパッケージ情報を更新
> curl -sS https://dl.yarnpkg.com/debian/pubkey.gpg | sudo apt-key add - > echo "deb https://dl.yarnpkg.com/debian/ stable main" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/yarn.list > sudo apt-get update
yarnを入れ直します
> sudo apt-get install yarn
マジで長いですね。もう一息です
# webpackerを入れます
これを入れないとrails6は起動しません
rails webpacker:install
# プロジェクトを起動!!
> yarn install > rails s
rails serverもしくはrails sで起動できます。
localhost:3000をブラウザで開いたら・・・
いぇええあ!!
ここまでたどり着くのに数々のエラーに逢いました
sqlite3がどうたら、pumaどうたらなど。
コツとしてはMacでうまく動いたRuby2.6.3を入れたことでしょうか。
あんまり最新のRubyを入れるとgemのメンテが追い付いていないのか起動しないことがあります。
あと、何も考えずにaptからインストールすると結構古いことが多く、エラーになること多数なので
本記事のようにところどころapt-get使ったり(apt-getも結構古い)、git pullで持ってきたりが大事です。
それにしてもVScodeとWSLのコラボレーションは本当に便利。
macもいいけどWindowsも中々ですね
あとこの本↓↓↓いい感じです。rails6について纏まっていて